脂漏性角化症(老人性疣贅)とは、中年前後から出てくる首いぼです。顔や身体の各所にある褐色〜黒色、薄だいだい色の腫瘍などで、そのほとんどは良性の脂漏性角化症ですが、鑑別には基底細胞癌やメラノーマなどの悪性の腫瘍やボーエン病や日光角化症、汗孔腫など、前癌病変もありますので、これらを鑑別した上での治療が必要となります。
少しでも悪性が疑われるものは総合病院に紹介させていただきますが、脂漏性角化症の場合は保険で液体窒素での治療ができます(1週間以上あけて月1回〜4回)
一度に取りたい、色素沈着を極力残したくない場合は麻酔を行い高周波メスや中波長治療器などによる治療も行っておりますが、こちらは大きさや数により、保険で出来る場合とできない場合がありますので、適宜ご相談下さい。詳しくはこちらをご覧ください。